美食脳プティマイスター・管理栄養士・薬剤師 小野紗都子です。
突然ですがお子様は野菜好きですか?
6歳の息子は何でも食べます。私は子供も何でも食べられると信じています。
しかし、先日自分で投稿したFacebook記事を読み返すと、過去の私自身が、子供が野菜を食べることに対する心のブロックを持っていたんだな〜ということに気が付きました。
以下記事の抜粋です。
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○6歳男子、生の小松菜や春菊もモリモリ○
食べるの大好き、野菜も大好きな息子。
しかし、小松菜等苦味のあるお野菜は工夫しないと、「苦い」ということも。それを美味しく食べてもらおうと日々燃える母、さとこ。
ゴーヤはゴーヤチップスにするとモリモリ食べてくれてやった~!
春菊は天ぷらだと食べるけれど生で食べるのは…。苦味は子供の防御反応だし無理よねと諦めていました。
でも先日、美食脳プティマイスターコースでご一緒した受講生ママさんのお子さんは「生の小松菜食べた」と報告が。
どうやらドレッシングに秘訣がありそうで、作り方を教えてもらいました。
早速作ってみると・・・・。小松菜、生で食べてくれました!
ドレッシングの材料は人参、油、玉ねぎ、酢、醤油、塩(はちみつを足してもよいと)。
この人参の甘味でクセのあるお野菜もパクパク!
今日はドレッシング作りも手伝ってくれて。
春菊もマッシュルームも生でモリモリ!
写真の夕食後、更にとうもろこし、ブロッコリー、トマト、さんまの皮(笑)、そして自分で切ったキュウリをおかわりしていました。
何でも食べてくれて嬉しいです。
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そう、何でも食べると信じていたのに生で苦い野菜は流石に無理、と諦めていたのです。
このようにどうせ食べないだろう、と諦めている事はありませんか?
もったいないです。
子供は好きかもしれません。
息子はピーマン、トマト、ナス、大好きです。セロリもゴーヤも食べられます。
魚は焼いても煮ても自分で骨を取りながら完食。
なぜ何でも食べてくれるようになったかというと、1つは食材を嫌いにさせなかったからだと思います。
例えば息子、シイタケだけは苦手でした。どうやら弾力のある食感が嫌な様子。
なのでフライにしたり、煮込んでクタクタにしたら、おいしいと。
まずは食べることができた事をほめ、「お汁のシイタケは苦手だけれど、このシイタケはおいしいね。このシイタケは好きだね。」と特定の調理法が嫌なだけで、シイタケが嫌いなわけではないと感じてもらえるようにしました。
そうやって離乳食の頃から、残した時はその場で作りなおして完食させたり、苦手意識を作らないようにしていました。
〈苦手な野菜を好きになるポイント〉
- 味付けを変える。
- 食感を変える。(揚げる。すりつぶす。大きさを変える。*我が子はごろっと大きい方が好みです)
- 環境を変える(食器を変える。外で食べる。友達と食べる。後日再チャレンジする。)
- 自分で料理をする。(ゴマをふったりトッピングだけでも。)
- 野菜を育てる。収穫する。スーパーで自分で選ぶ。買う。)
- 楽しい雰囲気をつくる。(笑顔で楽しく。食材クイズをする。乳幼児なら歌を歌ったりも)
色々手を打つと、食べてくれることが多いです。
頑張っても食べてくれない時の辛さもよくわかります。
下の1歳女子は、飽きるのが早く進まなかったり。
工夫すると何でも食べてはくれるのですが、おにぎり等の主食をいかに多く食べさせるか奮闘中です。
家事に育児に時には仕事まで頑張るママ達。忙しい中一生懸命作ったご飯。いらない、ポイ。どっと疲れます。ですので、できる範囲で。
大人が食べる時に子供にも取り分ける。
外食や中食で、ダメで元々とチャレンジするのもいいと思います。
何でも食べてくれると、日々自分の好きなものや冷蔵庫の材料で料理できますし、外食も子供に振り回されずに、親の好みで決められますよ。
あきらめないで!!
私は次は味噌汁にいれて不評だったなめこを美味しく食べさせようと策略中です♪
これから、美食脳マイスターを取得予定です。
また皆様にお役に立てるシェアがあったら投稿させていただきます。
美食脳プティマイスターコースでの気づきはこちら。
〈今回のコラム担当〉
美食脳プティマイスター・管理栄養士・薬剤師 小野紗都子