2018年8月12日、美食脳カルチャーCLUBでは「夏でもできる!発酵味噌づくり会」を開催しました。
今回、講師をしてくださったのは美食脳メンバーでもあり、発酵のプロでもある魚谷真理子さん。
まずはプロから、「発酵の話」「味噌の話」をいただきまして、なんと!真理子先生お手製の「小豆味噌」「おから味噌」など計5種の試食をさせていただくことができました。
市販のお味噌だと、塩気が強く、そのまま食べることに躊躇してしまいますが、塩分もお好みでコントロールできる自家製お味噌は、甘くて塩加減も最高で、参加者の皆さんも「美味しい〜!!」と連呼されておりました。
いよいよお味噌づくりです。
今回は、大豆から煮るのではなく、真理子先生オススメの材料を入手。なぜ、大豆からわざわざ煮なくてもいいのか、大豆から煮る場合とのメリット・デメリットをお聞かせいただき、全員納得!
どのくらい、大豆と麹を混ぜるのか、混ぜが不足するとどうなるのかを理解し、一生懸命混ぜ込んでいます。
よく混ぜた味噌を丸める理由も教えていただき、「楽しい〜♪」と童心にかえり味噌団子を作成。
これらを、特殊な袋に入れていきます。ここで大切なのが、「カビさせない工夫」を知っているかどうか。
「味噌をカビさせたことがない」という真理子先生より、様々な方法を伝授いただきました。
なぜ、袋をこういう状態にするのか、自宅での保管方法をしっかり伝授いただき、全員がご自宅にお持ち帰りいただく2.6㎏分のお味噌の完成です。
ちなみに、容器のお味噌は、まったく同じ材料で真理子先生が2月に仕込んだお味噌とのこと。半年も経つとこんなに熟成が進み、色が変わることがよくわかりますね!
そして、お次は、特別に「味噌玉」づくりを教えていただきました。
味噌玉とは、お味噌に乾物などの具材を混ぜて、丸めたもの。作り置きをしておくと、忙しい時のための簡単お味噌汁や、お弁当への携帯にも便利です。
真理子先生のお見本がこちら。
皆さんで、かなり真剣に作った味噌玉がこちら。
中でも、一番真剣かつ盛り上がっていたのは、撮影隊として同席していた代表高久だったとか。。。
お湯を注いで皆さんで試食。こんなに可愛いお味噌汁の完成です。
出汁のお話もあったのですが、なんと今回の深みのある隠し味は、こちらのスパイス。
こちらは、会場にお越しいただいた皆様にだけの秘密でございます。
皆さんで作成したお味噌は、これから数ヶ月かけてご自宅で熟成・発酵へと進んでいきます。
夏でもカビない!1年中、自分の必要なタイミングで味噌づくりができるポイントを伝授いただき、「自宅でもまたやれる!」「子供と一緒にやれそう!」と皆さん自信を持って帰られたようです。
素晴らしいご感想もたくさん頂戴しました。
ご感想はこちらに掲載しております。
都内はもちろん、香川県からもご参加いただきありがとうございました。