美食脳のお仲間からご好評を頂いている「卒業生インタビュー」!!
今回は、当協会事務局でもある清水順子さんがゲストです。
人生の素晴らしいステージアップを堪能中の順子さんの、一踏ん張りどころではないファイトと幸せをご堪能ください。(2021年9月4日開催)
本日は、当協会事務局の清水順子さんと愛娘の姫様がゲストです!
初めましての方も、お世話になっておりますの方も、今日はよろしくお願いいたします。
協会の事務局をやらせていただいております。
2016年の5月に美食脳の1DAY講座に出会って、その直後に結婚が決まって、「食事の知識が何もないから大変だ」と思いすぐに講座受講をさせていただきました。
2016年の末に結婚して、これまでの間、ずっと協会に関わらせていただき、昨年2020年の初冬に子供ができたことがわかりました。不妊治療をしていた結果だったのですが、2021年の10月に娘が生まれました。
今回、いわゆる「内側の人間」である順子さんをご指名いただき、嬉しかったのです♪姫もちょうど可愛い盛りだし、何よりますます優しいオーラが輝いているママになった順子さんの今を皆さんにもご紹介したかったから
私が出ていいのか、と一瞬思いましたが、せっかくの機会なのでお引き受けさせていただきました^ ^
当時、ご結婚が決まっていなかったら、食事の勉強をしようという決断には至らなかったかもしれなかったですか?
元々のきっかけは、40歳になった頃に初めてインフルエンザにかかったことです。他にも、40歳を目前にしたあたりから体の変調を感じ始めていました。
当時は仕事から帰ったら、ビールとおつまみみたいな食事しかしていなかったので、もうこれは食事を変えるしかない、このままだと大変なことになるぞ、と思いFacebookやネットで色々探しているときに美食脳に出会いました。そこから調べて1DAYに参加したのがきっかけでした。
ですので、もともと食事の勉強をしようと思っていたところを、結婚が後押ししてくれた感じでした。
実際に食生活を変えてみて、何かよかったなと思うこととか感じたことってありますか?
バランスとか全くわかっていなかったので、野菜とタンパク質と炭水化物と、というバランスなどを考えるという頭がありませんでした。
ただお腹が満たされればいいや、という感じで食事をしていて、そんなに自分の体や健康にとっての食事の大切さに気づいていなくて、それを気づけた、初めて知った、という感じでした。料理も全然していなかったので。
事務局の順子さんには、結構皆さんからの「これ、聞きたい」というアンケートが届いておりますよ^ ^
なんでもお話しします。よろしくお願いいたします。
順子さんといえば、当時は管理職をやられていて、仕事と日本酒とキンキキッズで常に全国を飛び回っている自由人だなという印象が強かったです。
そうですね、仕事もプライベートも忙しく動いておりました。
日本酒は、奈良にある「春鹿」という酒蔵さんが好きだったのです。きっかけは、キンキの剛さんが奈良出身で、そこのお酒を買ってたというところから気になって実際に足を運び、その日に丁度社長さんがいらっしゃって。東京でも日本酒の会をやっているからぜひきてくださいと言うので、行ってみたら、みんな仲間みたいな感じになっていって、お友達がどんどん増えていきました。
そんな出会いがあるのですね!
キンキキッズについても、ファンの方が作ってくださっているファンサイトのブログに、頻繁にコメントを入れていたらそこの管理者さんと仲良くなって、オフ会に行くようになり、さらに仲間ができて・・みたいな感じで全国の皆さんとの輪が広がっていました。
そんな自由な生活を謳歌していた順子さんが、今子育て一筋の生活になって、生き方そのものがガラリと変わったのでは?
産む前まで、自由に全国飛び回って楽しんで一人の時間を愛していて、でもそういう時間がないとバランスが取れなかったり、という部分もあったから大丈夫かな、という不安はありました。
でも実際今は、日中はほぼワンオペで娘と1日中二人きりでもあっという間に1日が終わっていき、そんなことを悩んでいたことすら忘れているんですよね。
すごいことですよね。それまでの40年間の生活がガラリと変わるわけじゃないですか。
本当にガラリと変わりましたね~。
管理職で忙しかった中、結婚が決まって退職を決断したきっかけやその当時の考えについて覚えていることを聞かせて欲しいです。
シンプルに、「やり切った」もあるし「疲れちゃったな」というのもあって「休もう」って思えたのがあります。後々、色々と調べていたら「休職」という選択肢も良かったかなとは思ったのですが、当時の自分にとってはその選択がベストでした。
美食脳メンバーもベビーラッシュが続いていますが、順子さんご夫婦が経験された不妊治療のお話も、きっと求めている方がいらっしゃると思うのですよね。不妊治療に踏み切ったきっかけや、具体的な期間ややってきたことをシェアいただけますか?
私は結婚したのが40歳だったので、急がないと!!という状況からのスタートでした。
調べれば調べるほど自然妊娠を期待するのは難しいかな、という思いがあったのと、助成金も42歳までしか出なかったので周りからも急いだほうがいいよ、という声も後押しになりました。
ご縁があった大学病院で体外受精を3回やったのですが、実らず。
医師に「もうやめようかな・・」と漏らしたのですが、その時に「やれるんだったらやり尽くした方がいい」って言っていただいて。さらに「専門病院に行ったほうがいいと思うよ」とも言っていただきました。
そこから専門病院に行って、3回目で叶った、という感じでした。期間的には、トータル2年半くらいかかりましたね。
計5回、実らなかったことを経験されて今があるのですね。
本当に、あの時に諦めなくて良かったなと心から思います。
やれる環境があるなら自分から諦めないで、やり尽くして、それでも叶わないのだったら仕方なかったのだと思いますけれど、今こうして娘に会えて嬉しいです。
愛知に住むばぁばもメロメロですもんね。みんなが喜んでいますよね。
そうなんです。あの時、本当に自分がやれることは全てやり切った結果なので、あの時やり切って本当に良かったなと思います。
やりきったこと、やってきたことを教えてください。
最初の頃は、何も考えずにやっていましたが、後半は、早寝早起きなどの基本的なことに忠実にやっていました。
食事はもちろん美食脳バランスでやっていて、3食きちんと食べて、体を冷やさないとか、ですね。
ただ、世の中の情報としては「お酒はやめましょう」というのがありましたが、そこだけは私はやめていませんでした。笑
それよりも、やめることとストレスを天秤にかけたら、ストレスの方が勝つことがイメージできたので、深酒はせずに楽しむ程度嗜んでいました。
メリハリも大切ですよね。
その2年半は、ご夫婦からしたら長かったと思いますが、ご主人の反応はいかがでしたか?
実は、私はすぐにでも治療を始めたかったのですが、最初時間がかかってしまって・・・。
どうしてスタートできたかというと、私の相談に乗ってくれていた先輩が旦那さんをうちの主人を会わせてくれて、男性の観点からの不妊治療の話をしてくれたみたいなんですよね。
女性の苦労が大きいこと、タイムリミットもあること、とにかく協力することが一番大事なんだよ、という話をしてくださったみたいで、主人も本気になってくれた、という経緯がありました。
じゃあ、今度は、どなたかの旦那さんと順子さんのご主人を引き合わせれば、同じく男同士の話をしてくださるわけですね!
もちろん!!必要な時は主人を使っていただきたいです。
女性同士でしか分かり合えないことがあるように、男性同士だからこそ分かり合えるることもあるみたいなので、どうしても自分ごととして捉えるのは難しいみたいなのですよね。
最初は主人に理解してもらえなくて治療が始められない状態で「そのうちコウノトリが運んできてくれるよ」と言っていました。
それを相談したら先輩が取り計らってくれたので、本当にありがたかったです。そこからは行動が光の速さでした。
その方がいなければ、今娘もいなかったかもしれません。
素敵なストーリー!まだまだ女性側も、不妊治療に対してオープンにできない風潮もある中で、次のステップになかなか足を踏み出せない女性へメッセージやアドバイスなどありますか?
そうでうね。検査とかハードルが高いとは思うのですが、早めに検査してみることがきっかけになるのではないかなと思います。
私自身、検査したからといって何があったわけではないのですが、卵巣年齢など具体的な現状を知ることで次のステップに進みやすくなるかと。
病院に行くこと自体もハードルは高いとは思いますが、専門病院だからこそのノウハウがやはりあるので、私ももっと早く知っていれば良かったな、というものがたくさんありました。
女性側のアクション、男性側のアクション、とても貴重なシェア。ありがとうございます。
私も、一人で妊娠できたらどれだけ楽なんだろうって思いましたが、不妊治療ばかりはどうしても夫婦の会話が必要になってきます。私も最初は苦労しましたけれど、夫婦ですり合わせができたからこそなので、ぜひ何らかのアクションを起こされたらいいなと思います。
今日は、食以外の話でだいぶ盛り上がりましたね!
順子さんから美食脳のお仲間や、気になってくださっている方へメッセージがあればお願いいたします!
美食脳を学んでから、不妊治療をはじめ、さまざまな課題にぶつかっても、食の部分は学んで身についていたので自信がありました。だから、きっと大丈夫、という確信が持てたことは私にとってとても大きかったですし、これから生きていくうえで食はずっと続いていくものですから、人生において重要な土台を手に入れられたことは宝です。
この土台を築くことができた高久先生、お仲間の皆さんとずっと繋がっていけることもこれ以上なくうれしいことですし、美食脳を学んでみようかなと思われている方もこれからご一緒できることを楽しみにしております。
OGの皆さま、受講生の皆さま。
事務局として、今後とも大変にお世話になりますが、どうぞ宜しくお願いいたします。リアルでお会いできることを楽しみにしております!
今日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
順子さん、次の方のバトンって決まっていますか?
決まっています!岩本朋代さんに引き継がせていただきます!
私も昔書道をやっていたので、朋代さんの書の世界や暮らしの世界がすごく憧れで、協会のイベントでも何度かお会いさせていただいているのですが、改めてお話をお伺いしたいなと思ってお願いしました。
順子さん、素敵なシェアをありがとうございました!
《高久より》
協会の運営が滞りなくできているのも、順子さんのきめ細やかなケアがあってこそ。
家族が増えて、その過程や現在をとても大切にされている順子さん。ますますマリア様度が上がっている気がしてなりません。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!