【卒業生インタビュー】自分のこだわりを諦めずに手に入れた食事の軸

今回は、美食脳講座卒業生の中でも大ベテランとなる髙窪裕美子さんに、美食脳OGコミュニティにてゲスト登壇いただいたLive配信内容の一部をお届けします。

出会いは6年前。
とてもスレンダーで美しいバリキャリ風の裕美子さんが虎ノ門で開催したセミナーにご参加くださったことが出会いです。体型、体調に大きなお悩みを抱えていなさそうに見えた裕美子さんがどうして美食脳を学ぼうを思ったのか、などインタビューをさせていただきました。(2021年5月10日開催)

裕美子さん、自己紹介をお願いいたします。

髙窪裕美子と申します。
美食脳を受講したのが、2015年。かれこれ6年前になります。
当時は独身でフルタイムで働いていたので、「自分のための食事の勉強を」というつもりで受講しましたが、その後結婚して、今は家族のためにこの学びを生かして日々食事作りをしております。

当時、とてもスレンダーな方だなという印象がありましたが、食事の勉強をしようと思ったきっかけは何でしたか?

40過ぎたあたりから、外で外食をしたりすると「体が重いな」を感じるようになってきました。外食した翌日は自己流で調整するということを続けていましたが、それにもだんだん限界を感じてきて・・・。
ちゃんとした自分の食事の軸が欲しいな、とずっと思っていました。色々調べていたら美食脳に出会ったというのがきっかけなのですが、その中で二つ、自分の中で譲れないなっていうところがありました。
まず外食です。外でおいしいものを食べるというのも、私のライフワークであり楽しみの一つなので、それを続けながらできる食事法であるということ。
もう一つは、なにか一つの食材を否定するのではなく、バランスよく食べていくということ。
じゃあどういうバランスがいいのかな?というのを勉強したいなと思っていたので、本当に美食脳がそれにバッチリはまった内容だった、というところがきっかけです。

私は自分が菜食主義をやってみて「バランスが大切だしそういう食生活がいいな」と気づいたタイプですが、裕美子さんにそう思わせてくれたきっかけがあったのですか?

バランスよく食べることは、身体も心もバランスよくしていくと思っていたので、何かに偏っている食事をしている人って、ものすごく偏っているなっていう印象がすごくあったんですよね。食の偏りは思考の偏りにもつながるな、と。

代替食とか流行っていますけれど普通に食事を楽しみたいなって思いますよね。

そうですね。
代替食品についても、例えばアレルギーがあるとかの理由があればいいものだと思います。
ただ、そうでもないのに代替食品でなぜ食べなければいけないんだろうって。お肉食べればいいじゃない。パスタを食べたければパスタ食べればいいのではないかな、と思っていました。

当時、体型や体調に大きな悩みもなかった裕美子さんが食事を学んで得られたものはどのようなものでしたか?

一番大きかったのは、生野菜を選ぶということです。
冬は体を冷やすので生野菜は食べない、という風に考えていたので、まず1つ、目から鱗でした。
セミナーを受けてから、3ヶ月講座に通うまでに少し期間があったのですが、とりあえず生野菜だけは心掛けていたのです。
それだけでも全然違う効果があって。当時、下っ腹がすっきりしたという実感がすごくあって、たった1つを変えただけでも随分違うものなんだな〜、って当時すごく思いました。

裕美子さんは当時、有名どころのお料理教室通われていて自炊やお弁当などのクオリティがすごかった!いいお食事を選択されてきたんだな、という印象がありましたが、当時タンパク質については十分摂れていた印象ですか?

摂れてなかったと思います。
身体を絞るにはタンパク質を少なくした方がいいって思っていたので、控えめにしてました。
ただ、当時鍼治療に通っていたことがあって、その方に「エネルギーが足りていないので、お肉食べてください」と言われたことがありました。
それが美食脳を学んでから、なるほど、そういうことだったんだって思って。
タンパク質を食べてないと、肉体から出るエネルギーが足りなくなっていくんだというのを実感したのと、あとはタンパク質を食べるからイコール太るってことではない、というところが、目から鱗の学びでした。

【高久】
それはすごくうれしい。
鍼の先生って、東洋医学系の人が多いので、お肉NGとかちょっと控えて、という人が多い印象なんですけど、エネルギーとタンパク質の関係性というのを鍼の先生が理解くださっているのは私たちの励みになりますよね。

少し、プライベートのお話も。当時バリキャリだった裕美子さんがご結婚と同時に専業主婦を選択なさったのは美食脳のお仲間もびっくりされたと思うのですが、どのような考え方をされての選択だったのですか?

私は会社員を続けてきて、自分の中で限界まで頑張った感がありました。
このままいったら、定年まで人生を使ってしまう、これはどこかで自分でピリオドを打たなければ、と心の中で思っていた時に、退職を迎えるようなことがパパパと起きたんですよね。
前回沙織ちゃんもお話しされてましたけども、「もう今だ」というタイミングがあり、ここで人生を切り替えたいってスパッと辞めることができました。
お料理習って日頃作ったり、テーブルコーディネートしたり、そういう生活がしたくて学んでいたはずなのに、実際の生活は真逆になっていた。
本当に自分がやりたい方向に人生をシフトチェンジしたいなと思って、今に至ります。

卒業されて6年目でも美食脳バランスを実践できている理由は何があると思いますか?

本当に自分の食事の軸が欲しかったんですよね。
だからこの軸を手に入れたら、逆に楽になりました。
このバランスさえわかっていれば、バランスが崩れた時にどう修正していけばいいのかな、と考えればいいだけなので。
ものすごくシンプルで分かりやすいので続けやすいのと、軸がもともと欲しかったので、これが私の食事の軸!!という確固たるものができたなという感じです。

テーブルコーディネートフェスティバルで入賞されているからこその裕美子さんに、これから食器を買い足していくときの簡単なコツを教えていただきたいです。

まずは白のシンプルな基本のものを持っていると使い勝手がいいですね。
基本の白を持っていると、和にも洋にも使えます。ナプキンやランチョンマット、テーブルクロスなどでいくらでも雰囲気の幅を広げられるので、食器においてはまず白を持っておくといいかなと思います。
柄物の食器も素敵ですが、お料理とぶつかってしまうこともあります。
差し色的に使ったりするのはまた素敵かな、とは思いますが、メインに使おうとすると上級テクニックが必要かもしれません。

裕美子さんのこの美しい食卓を拝見すると、ものすごく理解しやすいですね!

>>裕美子さんインスタグラム
白にいった後は、黒にいくと、すごく使いやすいですよ。

裕美子さんの素敵なのに簡単に作ることができるお料理レシピもこちらに掲載されています!

>>裕美子さんのNadiaレシピページ

裕美子さん、最後に美食脳のお仲間に一言お願いいたします。

コロナ禍で閉塞感がある中ではありますが、家の中で楽しめることを見つけて、バランスの良い美味しいご飯をいただいて明るく乗り切りましょう。 そして、また皆さんと集まってワイワイ過ごせる日を楽しみにしています。

 

著者プロフィール

 


 

日本美食脳アカデミー協会代表理事
高久 恵美子

 
カロリー計算・g計算不要。しっかり食べてキレイになる食事法を推奨する元看護師の食生活アドバイザー
独自の食事バランスメソッドや、60日食事レポート法など栄養学とは異なった観点で、ワーキングウーマンやダイエットを繰り返してきた人に教えています。

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