動物性タンパク質・肉を食べると消化不良を感じた時、これはチェックして! 

動物性タンパク質・肉を食べると消化不良を感じた時、これはチェックして! 

「動物性タンパク質を食べ始めたら、消化不良を感じる」
「肉は体に合わない気がする」
「動物性タンパク質を食べると不調を感じる」
というご相談をいただくことがたまにあります。

食事には、嗜好、アレルギー、地域性、宗教性など多種多様のスタイルがあるので、肉が合わない方がいてもおかしくはないですね。

動物性タンパク質の中でも、特に肉は消化に負担がかかることから、消化不良を感じる人がいるのもうなづけますし、肉好きの方でも過剰摂取はお勧めできないのも事実です。

肉を受け付けない、という方は食べなくても不安になることはありませんし、実際に「肉ゼロ」で過ごされている方もたくさんいらっしゃるので問題はありません。

ですが。
元、菜食ベースの食生活をしていた私だからこそ、「無理、と決めつける前にこれも頭に入れておく価値はあるかも」ということがあります。
それが何かというと2つ。

1、過去の知識や経験による思い込みになっていないかチェック

これまでに、冒頭のような内容でのご相談をいただく場合、そのかたの特徴があるなと感じています。

それが何かというと、

  • 菜食ベースの食生活をしていた
  • 幼少期より、消化が悪いとされて生きてきた

この2パターンの方たちです。

菜食ベースの食生活をしていた

という方の場合、菜食の素晴らしさももちろんご存知ですし、だからこそ、動物性タンパク質の体や環境への負担の大きさも熟知されています。

だからこそ、いざ、これまでの知識・経験を大きく覆すような状況に、無意識的に「受け入れられない」ことがある方もいらっしゃるようです。

菜食ベースの食生活が、身軽で心地よく、体調に何の問題もないという場合は、無理に動物性タンパク質を取り込まなくてもいいのかもしれません。

ですが、過去の私のように、何かしら限界を感じている方が動物性タンパク質をリサーチしてせっかく取り入れようと試みているのであれば・・・・。

ぜひ、これまでの知識・経験に脳内を支配されているからこその「消化不良」と感じる状況になっていないか?は一度内観していただく価値があると感じています。

 

幼少期より、消化が悪いとされて生きてきた

という方の場合も同じことが言える可能性があります。

幼少期の刷り込みほど、人生に与える影響力の大きさは計り知れないものがあります。

私も、子供の頃から「私は風邪をひきやすい体質」「私はニキビができやすい体質」「私は便秘になりやすい体質」と思い込んできました。

特に、幼少期から色が細く、食事も菜食ベース・魚と納豆豆腐メイン、の方の場合、肉を食べることへの精神的負担は大きいようです。

この場合、タンパク質・ビタミンB群も、他の食材から確保はできますから、無理に頑張る必要はありませんが、「いろんな食事を楽しんでみたい」という思いがある場合は、ぜひ「幼少期からの刷り込み」を思い込みにしていないか?を頭の片隅に入れ、少しずつよく噛んで、でチャレンジもしてみていただきたい、とお伝えしています。

2、「食べない」選択肢による弊害の可能性も知っておく

食べる・食べない、得意・苦手はあって当然のもの。
ですので、肉を食べない選択肢もあって然り。ですが、体の機能として知っておく価値のあることもあります。

肉とは、栄養価も高いですが、間違いなく消化に負担がかかるもの。
肉を消化・分解していくためには、強力な消化酵素を必要とし、胃腸の蠕動運動も欠かせません。

しかし、体はとても賢く、ある一定のものが体に取り込まれない場合、それを消化する能力を低下させていきます。

特に、幼少期から食が細いとして成長してきた方は、消化力が弱い性質があり、一度にたくさん食べられなかったり、胃痛を起こしたりしやすくなります。

肉を食べない、という選択をしている期間は、肉を消化するための機能がお休みしているので、その能力は低下していく可能性が高くなる、ということなのです。

もちろん、肉は一生好まないだろう、という方は、全く問題ないでしょう。

ですが、本当は昔は肉が大好きだった、でも今はご縁があって菜食ベースの食事をしている、という方は、一度今後について検討してみる価値はあるかと思います。

ちなみに私は、豚肉の消化が不得意であるような気がしています。

もちろんこれも思いこみかもしれませんし、事実なのかもしれません。
ですが、それを細かに調べる必要性は感じていませんし、サムギョプサルが大好きなので、消化が衰えないように月に数回は豚肉もよく咀嚼をしていただくことを意識しています。

まとめ

動物性タンパク質・肉を食べると消化不良を感じた時は、

  • 食べなくても問題はない
  • 不調が過去の知識と経験によるものではないか?も疑ってみる
  • 食べないことによる体への弊害も頭に入れておく

 

そしてもし、

  • 菜食ベースの食生活に限界を感じている!
  • もっと色々楽しめるようになりたい!

という場合は、

  • お肉を少量ずつ
  • 咀嚼をしっかりして
  • 野菜もたっぷり

ここから試してみてくださいね(^_−)−☆

不安・疑問に思っている方の心がホッとする何かがあれば嬉しいです。

著者プロフィール

 


 

日本美食脳アカデミー協会代表理事
高久 恵美子

 
カロリー計算・g計算不要。しっかり食べてキレイになる食事法を推奨する元看護師の食生活アドバイザー
独自の食事バランスメソッドや、60日食事レポート法など栄養学とは異なった観点で、ワーキングウーマンやダイエットを繰り返してきた人に教えています。

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