生理って、面倒臭いもの・・・。
生理って、辛いもの・・・。
生理とは、健全な子宮と卵巣があれば、必要な年齢下においてはあるべきものです。
理由あって、生理がない人生もそれはそれ。
しかし、生理を起こさせる体の機能があるのにもかかわらず、その生理が来ない・止まるというのは逆に恐ろしいことかもしれません。
今、少女達のダイエット熱が加速しています。
女子高生の9割が、
女子中学生の8割が、
女子児童の4割が、ダイエットに興味がある、ダイエットをしたいと回答しています。
実際に、知識をもたないままにダイエットを始め、変なループにはまってしまい、摂食障害に陥るお子さんも沢山います。
これに歯止めをかけられるのは、学校の先生、保健室の先生、学校のお友達、では難しい・・・・。
毎日一緒に過ごして、一緒の食卓を囲み、時にはお弁当を用意してあげる身近な大人達のサポートが必要不可欠です。
「食べることは素晴らしい」
「食材にはパワーがある」
「食べるから健康的でかわいい」
「食べた方がキレイになれる」
こんなことを食事を提供しながら当たり前のように話せる大人が周りに沢山いたならば、無知な子供達が間違った方向に進むのにストップがかけられるでしょう。
逆に、ダイエットをしたがる子供に対して、ダイエット食品を買い与えたり、野菜中心の食卓でサポートしてしまったり、ダイエットを頑張る姿を応援したり、最悪、放任してしまったりすると・・・・。
栄養バランスの崩れによる女性ホルモンバランスの崩れで、小さな体の機能は一時停止してしまいます。
女性ホルモンバランスが崩れる時というのは、主に体脂肪が急激に減った時が始まりです。
子供といえとも、肌・髪には元気がなくなり、本人からも覇気が失われていきます。
そして、子供時代にダイエットのしすぎでいわゆる「痩せ」になった子は、骨密度も低下していくので将来、骨粗しょう症になる可能性大。
手を差し伸べることができる大人に囲まれていること
「今の異常」は明らかに将来に影響をします。
「今の異常」に気づいたなら、即座に周りの大人達が手を差し伸べてあげること。
気づいた大人にしかできないことですからね。
薄着になるシーズン、ますます少女達のダイエット熱はヒートアップします。
早め早めに、食事で体が作られていること、健康であることのメリット、健康だからこそ美しくなれること、そのためには何を食べればいいのか、をゆっくりでいいので伝えていってあげてくださいね。
日本美食脳アカデミー協会 代表理事 高久恵美子