日本美食脳アカデミー協会の高久です。
毎年開催している健康診断結果の読み方セミナーを今年も開催しました。
一般的に、なんとなく受け身で毎年受けている健康診断ですが、「総合判定」がそこそこの結果であったり、何の異常もなかったりすると、そのまま中身を見ずにスルーされてしまいがちです。
ですが、ものすごく勿体無いことなのです。
真の「予防」は個人の手に託されている
健診結果において、異常値がなくとも「基準値内のどこに数値があるのか」を理解しておくことができると、「異常」になる手前で自分に必要な対策を打つことができるようになります。
わたしがお伝えしたい真の「予防」とは、まさにこのことになります。
日々の暮らしの中で、「ちょっとおかしいな。正常じゃないな」と思う体調であったり、数値化される健康診断結果こそが、「健康美のバロメーター」として個人で観察できるサインとなります。
しかしながら、実際は、医療従事者でさえ、健診結果をくまなく読解して自分のライフスタイルに反映させる人は少ないのが現実です。
このサイクルがうまくいけば、もっともっと日本の疾病率も医療費も大きく削減できるだろうになぁと痛感せざるを得ません。
年齢や体型に関係なく、すべての人が注目すべきこと
わたしがこのセミナーをなぜ毎年開催しているのかというと、当協会の受講生さんの多くに、「血液結果異常」を持たれている方がいるからです。
50代以上の方はもちろんのこと、実際は20代・30代という若年層にも「脂質異常・肝機能異常」があることもしばしば。
しかも、体型に比例はしません。
つまり、太っている人だけに血液異常が起こるのではなく、痩せ型の人でも何かしらの意識すべき数値項目があり、それらの多くが、日常生活の過ごし方が大きく影響していることがほとんどだと言えます。
主に以下の項目においては、体型や年齢に関わらず、昨年の数値と比べるとどのような推移が起きているのか?を個人個人がチェックしていくべき項目です。
- LDLコレステロール
- HDHLコレステロール
- 中性脂肪
- 血糖値
- 肝機能全般
健康診断結果で「異常値」がついていたとしても、総合判定結果が相当悪くない限り、医療指導対象にならないため、放置している人がほとんどです。
ですが、少しの数値異常なら回復できたかもしれないことも、長年になると手遅れになることは、数十年後のカラダでしかわからない。
だからこそ、異常値のない若い時からこそ、早めに自分や家族の健康診断結果を読めるようになっていただきたいのです。
一般的に「わからない」ことだらけ
実際今回参加された方の多くは、
- 自分の健診結果に異常値マークが増えてきた
- 異常値マークがあるけれど、どういう意味なのかがわからない
- 夫の健診結果が年々まずいことになっているがよくわからない
- 異常値が出ているのは明らかだが、何をどうしたらいいいのかわからない
というもの。
これでは、毎年大事な血液を採決していても勿体無いですよね。
中には、
・せっかく毎年受けているものだから、結果を読めるようになりたい
という「予防タイプ」の方もいらっしゃったことは、非常に嬉しいものです。
参加者さんのご感想
セミナーに参加して良かったです!!
今まで健診結果の判定を見て一喜一憂していただけだったので、とても勉強になりました。
早速家族にアウトプットして、健康寿命を伸ばせるよう家族の幸せを守っていきたいと思います。(40代女性 東京)
今日はありがとうございました!!
わたしが心配しなければならない視点がズレまくっていたことに気づけました(笑)
参加を決めて大正解でした。
LDLも油断はできませんが、それよりも中性脂肪の低さはノーマークでした。
これから気をつけていきたいと思います。ありがとうございました!
(40代女性 東京)
貴重な時間をありがとうございました!
ずっと気になっていた項目について知れてよかったです。
低い数値を放置すると、(中略)になるなんて怖すぎます!
今まで炭水化物は太るからと思い込んで食べなかったり、置き換えや単品食べダイエットをしてきたのを反省しました。
これから主人の検診結果も見て、家族の健康管理もできるようにしたいです。今日は本当にありがとうございました。(30代女性 埼玉)
こちらの健康診断の読み方セミナーですが、やはり一人でも多くの方に聞いていただきたい。
今回の開催で、その気持ちがさらに強くなりました。
今後は、どなたにでも個人のタイミングでお学びいただきやすいよう、動画にまとめるなどしていきたいなと考えています。
企業の社員研修などにもとても有効ですので、ご希望される企業担当者の方は、協会へお問い合わせください。
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